10日から11日にかけ九州北部などで線状降水帯が発生し各地で道路の冠水などが相次ぎました。

今後も引き続き土砂災害や河川の増水などに厳重な警戒が必要です。
10日午後から11日にかけて、九州北部と山口県で線状降水帯が発生しました。

気象庁によりますと、福岡県宗像市で11日午後8時までの24時間降水量が400ミリを超えたのをはじめ県内5つの地点で観測史上1位を更新しました。

福岡県新宮町では大雨で災害の危険性が高まったとして、町内の一部に「緊急安全確保」を出しました。

福岡県と佐賀県では引き続き朝にかけて線状降水帯が発生するおそれがあり気象庁では、河川の増水や土砂災害などへの厳重な警戒を呼びかけています。

大雨で交通機関にも影響が出ています。

JR西日本は10日午後、大雨が降り続いたことから山陽新幹線の博多ー広島間で終日運転を取りやめました。

●若松康志顔出し
「九州自動車道の八幡ICです、山口方面が通行止めとなっていて、その方向にいかないように作業員が誘導しています」

高速道路は九州道の福岡インターから門司インターの間など、大分道、東九州道、北九州都市高速の一部区間でも通行止めとなっています。