■恐竜に挑戦する父 「愛久が歩けないから、愛久のぶんまで頑張る」

高松市に住む福島達範さんの次男、愛久くん、2歳。香川大学病院で生まれました。

出産時のトラブルから脳性まひに。今も様々な合併症を抱えています。今回のイベントに誘われた達範さんは、すぐに参加を決めました。


(父親 福島達範さん)
「やっぱり妻が中心となって、普段、子育てをしてくれているので」



「大変なこともありますし、将来子どものことを考えると不安なこともあるんですけど、やっぱりこういう企画をしていただいたら、外に出ることができるので」



「本当に励みになりますね。来てよかったです。天気もいいし。同じ境遇の子どもばかりじゃないですけど、子どもも普段こういう外で触れ合うことがないので。すごくいい機会を与えていただいたと思っています」

そして、いよいよ達範さんの番です。

(あんりさん)「見えるかな?」
(あんりさん)「がんばれ、がんばれ!あ~、2位や…」
(駿生くん) 「1位やで!1位やろ!」
(達範さん) 「しんど、腰痛い…」
(あんりさん)「1位?」
(達範さん) 「2位…」


(あんりさん)
「でも、めっちゃかっこよかったよ。顔が本気やった」


(あんりさん)
「パパもお兄ちゃんも、愛久が歩けないから、愛久のぶんまで頑張るっていって話をしたんですけど、一生懸命走ってくれて、すごく楽しかったです。また参加したいです、今度は私も走りたい…はい。今度スニーカーをはいて」