北陸地方に停滞する前線の影響で10日の県内は能登を中心に大雨となっています。石川県と気象台は土砂災害の危険が高まっているとして、午前10時過ぎ穴水町に土砂災害警戒情報を発表しました。

5段階の警戒レベルのうち、避難が必要とされる警戒レベル4に当たる情報で、災害発生の危険度が高まっている状況です。輪島市三井では午前10時過ぎまでの1時間に36ミリの激しい雨を観測しました。県と気象台は午前10時10分に穴水町に土砂災害警戒情報を発表しました。

11日午前6時までの24時間に予想される雨の量は加賀・能登ともに多い所で100ミリとなっています。その後、12日の朝までの24時間では、加賀と能登でさらに80ミリの雨が予想されています。

これまでの大雨の影響で地盤が緩んでいるところもあり、能登では11日朝にかけて土砂災害に警戒するとともに、加賀では12日にかけて土砂災害に注意・警戒が必要です。