9日夕方、石川県内灘町の内灘海水浴場で、男性3人が沖合に流されました。このうち、ベトナム国籍の20代男性の行方が分からなくなっています。

9日午後5時すぎ、内灘町の内灘海水浴場で、「外国人男性3人が流されている」と警察に通報がありました。
金沢海上保安部によりますと、3人は海水浴をしていたところ沖合に流され、2人は自力で浜辺に戻りましたが、ベトナム国籍の20代男性の行方が分かっていないということです。
現場に居合わせ捜索にも加わったサーファーの男性は、陸側から沖合に向かう強い流れ、「離岸流」の可能性を指摘します。
サーファーの男性「下半身だけ持っていかれる感じ。自分で泳いで戻るっていうのは難しい」
現場には巡視艇や県の消防防災へリも出動しましたが、午後8時15分に捜索を打ち切り、10日早朝から再開します。
消防によりますと、男性は遊泳区域外の場所で流されたということです。
9日の内灘海水浴場は波が最大で1メートルほどうねっていた状態で、当時、監視員はいませんでした。