北アルプス雲ノ平、標高2,590メートル付近の登山道で6日、76歳の女性が転倒して下山できなくなり、8日までにヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、6日午後2時30分ごろ、北アルプス雲ノ平の標高2,590メートル付近の登山道で、三俣蓮華岳から雲ノ平山荘に向かっていた東京の無職の76歳の女性が、足を滑らせて転倒、右足首を負傷しました。
女性は6日のうちに自力で雲ノ平山荘までたどり着き、安静にしていましたが回復せず、自力で歩けなくなったことから7日、山荘を通じて山岳警備隊に救助を要請しました。
要請を受け8日午前、富山県消防防災ヘリが出動し、病院へ救急搬送されました。
女性は右足首を骨折する重傷とみられます。
