救助の要請は900キロ沖の海の上からでした。18日、操業中の岩手県大船渡船籍のサンマ漁船で突然意識を失った男性を、海上保安庁の特殊救難隊が救助しました。映像が伝える緊迫の救助活動です。
ヘリコプターからロープ1本で漁船に降り立ったのは海上保安庁の特殊救難隊の隊員です。「乗組員が突然倒れて意識がない」ー。海上保安庁に118番通報があったのは18日未明のことでした。
場所は宮城県の金華山沖およそ900キロの太平洋上。通報したのは18人が乗る大船渡市のサンマ漁船、第11三笠丸199トンで、倒れたのは50代の乗組員でした。
通報を受け、ヘリコプターを載せた宮城海上保安部の巡視船「ざおう」などが出動しました。そして通報から13時間後の18日午後3時半ごろ、特殊救難隊が乗り込んだヘリコプターが漁船の上空に到着、急病の乗組員を吊り上げて救助しました。
乗組員はその後、意識が戻り、会話ができるまで快復したということです。
第11三笠丸を所有する大船渡市・鎌田水産の鎌田仁社長は「自分たちで助けに行ける距離ではない。救助してもらい本当にありがたい」と海上保安庁の活動に感謝していました。
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