「キングカズ」が松江に来た!
20日、島根県松江市で行われたJFL、FC神楽しまねの今季リーグ最終戦に、キングカズ・三浦知良選手がやって来ました。
会場に詰めかけた観客は過去最高となる約3600人。三浦選手の母もスタンドから声援を送りました。
ピッチ上でひと際、存在感を放つ背番号11。
日本サッカー界のレジェンド・元日本代表のキングカズこと三浦知良選手(55)です。
20日、松江市営陸上競技場。
鈴鹿ポイントゲッターズに所属する三浦選手が、FC神楽しまねとのリーグ最終戦に出場しました。
キックオフの2時間前から、競技場の入口には長蛇の列ができるなど、異様な盛り上がりを見せていました。

木谷茂樹 記者
「試合開始2時間前となりました。こちらご覧ください。入場口には多くのサポーターの行列ができています。これはまさにキングカズ効果ですね」
子どもたち
「(注目選手は?)カズです。カズです」
サポーター
「昔からのカズ世代です。ドーハに忘れたものを取りに来ました」

なぜここまでカズが愛されるのか、鈴鹿サポーターに聞いてみました。
鈴鹿サポーターは
「カズのサインがあります、ここ、後ろも。最高ですよ、ファン対応もすべて神対応です」
「毎日が活力の源です。カズさんも頑張ってるから私たちも頑張ろう。カズダンスも生で見ました」


三浦選手はキャプテンとしてフォワードで先発出場。前節ではゴールを決めていて、2試合連続ゴールと代名詞・カズダンスが期待されます。
三浦選手は序盤から55歳とは思えない運動量とボールさばきで会場を魅了。
ボールに絡むとスタンドからは大きな声援が飛びます。
そんな中、特別な思いで試合を見守る女性がいました。
三浦選手の母親・由子さんです。
鈴鹿ポイントゲッターズの監督は三浦選手の兄・泰年さん。同じチームで奮闘する2人の息子の雄姿を見るため、由子さんは今シーズン、度々会場に足を運んでいるそうです。

三浦選手の母親 三浦由子さん
「よく見に来ています。これがあるから楽しみでね。今年は兄弟一緒にでプレーしてくれたので良かったと思います。私ね先週、ゴールを生で見られたんです。得点することは違いますよね、本当に良かったと思って」