8日に宮城県多賀城市内の博物館で高校生に歴史への興味を深めてもらおうと縄文時代の土器や文化について意見を交わす催しが開かれました。

宮城県多賀城市の東北歴史博物館では、県内の高校生35人が現在開催している「世界遺産 縄文」の展示物を見て回りました。

教科書で見た縄文時代の文化に実際に触れた高校生たちは、メモを取る手が止まりません。

見学した後は、縄文時代の出土品やその複製、文化に関する史料などを踏まえて縄文と現代のつながりを自分たちで考えました。

高校生:
「縄文時代も現代も視覚情報を上手に操れる人が、人の上に立つリーダーやシャーマン(呪術師)になると思った」
「他の意見を聞けてためになったし、自分の考えを伝えることもでき、グループワークは必要だなと」

参加した高校生たちは、展示の見学や意見交換を通して学びと歴史への興味を深めていました。「世界遺産縄文」は、9月15日まで多賀城市の東北歴史博物館で開催しています。