大分県内では今年に入って交通事故で亡くなった人は22人に上り、県警は9日からの3連休を前に注意を呼びかけています。

(県警察本部交通部後藤和樹部長)「発生件数および負傷者数は前年より減少しているが、死者数は前年より6人増加している」

今年に入ってから7月までに県内で交通事故によって22人が死亡していて、前の年の同じ時期と比べて6人多くなっています。

死亡事故が起きた時間帯別をみると10件が夜間に発生していて、このうち半数は歩行者が被害に会う事故でした。一方で、去年までの5年間にツーリング中のバイク事故は163件発生。月別に見ると8月から10月にかけて多発する傾向にあります。これまで13人が亡くなっていてこのうち、6割を40代と50代が占めています。

警察は夜間の運転はハイビームを効果的に活用するなどして歩行者の早期発見に努めてほしいと呼びかけています。