初日から多くの買い物客で賑わいました。
県産品などを東京で販売するアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」が、有楽町に移転し、8日にオープンしました。

新たな「宮城ふるさとプラザ」は、有楽町駅前のビルの地下一階に常設店舗としてオープンしました。

記念のセレモニーでは、「みやぎ絆大使」を務める塩釜市出身の声優・山寺宏一さんが「スーパーやコンビニ感覚で買いに来てほしい。」と挨拶し、開店を祝いました。

店内には、笹かまぼこや牛タンなど約800種類の商品が並ぶほか、生産者による販売・試食コーナーなども設けられています。

訪れた客:
「かまぼことバター最中を買った。有楽町は通勤でも使うので、寄りやすいから助かる」
「ずっと池袋に行っていた。今日は定義山の油揚げを目当てにやってきた」

「宮城ふるさとプラザ」は、2005年から池袋で営業を続けていましたが、県が、高額な賃料などを理由に契約を更新せず、2024年12月に閉店。

2025年1月からは、県物産振興協会が日本橋茅場町で仮設店舗として営業していました。

宮城県物産振興協会 門傳英慈会長:
「有楽町と言えば(宮城県出身の)フランク永井の『有楽町で逢いましょう』ですから、こんどは逢いましょうの場所が、宮城ふるさとプラザ、という事になる」

営業時間は、平日が午前10時半から午後7時半、土日祝日は、午前10時半から午後7時までです。

一時は閉鎖される可能性もありましたが、物産振興協会がクラウドファンディングも行い、常設の店舗としてオープンすることができました。