広島市で、被爆80年に未来への想いを手紙につづるイベントが始まりました。

被爆80年の節目にあわせたこの催しは、戦後100年となる2045年への願いを込めて、メッセージを送ろうというものです。展望台の入場者には、広島ゆかりのアーティストが「2045年の未来への願い」をテーマに描いた作品などのポストカードが贈られます。訪れた人は平和への想いや大切な人へのメッセージを葉書につづっていました。専用のポストに投函すると、国内外へ郵送されるとのことです。

東京からきた小学生【母親への手紙】
「20年後も平和に過ごせますようにってことと、ありがとうって」

三重県からの高校生【自分への手紙】
「広島に来て実際に見たり聞いたりしたんで、それを忘れずに、こころに刻んでおいてくださいね」

おりづるタワー ガーゾン瑞季さん
「戦後80年の広島で感じたことを大切な方に送っていただいて、平和について考えていただけると」

このイベントは17日まで行われる予定で、ポストカードが無くなり次第終了するということです。