トヨタ自動車はトランプ関税の影響で、1年間で営業利益が1兆4000億円減るとの見通しを示しました。

トヨタは今年4月から6月までの決算を発表し、アメリカが日本の自動車や自動車部品にかける関税率が27.5%になった影響で、営業利益が4500億円押し下げられたと明らかにしました。

さらに、来年3月までの1年間の業績予想として、営業利益が1兆4000億円減るとの見通しを示しています。

トヨタは今月から関税率が15%に下がるという前提で影響を試算していますが、アメリカは引き下げ時期を明確にしておらず、今後、業績をさらに下押しする可能性も出ています。