トヨタ自動車は今年4月から6月までの決算を発表し、トランプ政権の関税により、今年度1年間の営業利益が1兆4000億円押し下げられる見通しを示し、これまでの予想から下方修正しました。

トヨタが発表した今年4月から6月までの決算は、本業のもうけを示す営業利益が前の年度の同じ時期から10.9%減って、1兆1661億円、最終的な利益は36.9%減って、8413億円になりました。

トランプ関税の影響で営業利益が4500億円押し下げられたということです。

また、通期の見通しでは、関税影響で営業利益は1兆4000億円押し下げられるとし、これまで予想していた1兆2000億円から下方修正しました。

また、アメリカでの販売価格の値上げについては、「お客さまに受け入れていただける適切なタイミングがあればさせていただく」とし、今後の需要動向を見て判断するとしています。