「店のエアコンに入ってしまう可能性高い」爬虫類の専門家は…

爬虫類の専門家に話を聞きました。
ヘビの特徴から「外に逃げ出す可能性は極めて低い」として、ペットショップの中に潜んでいる可能性を指摘しました。

日本爬虫類両生類協会 白輪剛史 理事長
「外に逃げている可能性は極めて低いと思っていて、店の中のエアコンの中に入ってしまう可能性が高い。こんな所に大きなヘビは入らないだろう、という所に入りますので、そこを重点的に探すのはありかなとは思う」

日本爬虫類両生類協会の白輪剛史 理事長に話を聞きました。
今回行方が分からなくなっている「パプアンパイソン」は、通常4~5mの個体が多く、体長約3mの個体は、それほど大きなものではないということです。

また、獲物を捕獲するさいに対象を締め付ける習性がありますが、人をおそう危険性は極めて低いということです。

また、白輪 理事長は、「エアコンの中に入ってしまう可能性が高い」と言います。夜行性で日中、遠くへ移動する可能性は低いと指摘し、主に木の上で生活する習性と冷気を好むことから、ヘビが隠れていそうな場所が推測できるとしています。

白輪 理事長によりますと、過去には逃げたと思われた「パプアンパイソン」がエアコンの送風口に隠れていたケースもあったということです。