5日朝、青森市のペットショップから体長約3mのヘビが逃げたことを受け、一夜明けた6日も捜索が続けられましたが、いまだ見つかっていません。
現場は、青森ねぶた祭の運行コースの近くで、不安の声が寄せられました。

逃げたのは「パプアンパイソン」という種類のヘビ1匹です。
体長は約3m、濃い緑色で毒はなく、おとなしい性格で夜行性といいます。
5日、青森市古川のペットショップ「小どうぶつの森 ホーさんの家」の店長が、へビがいないことを確認し警察に通報しました。
須崎連 記者
「ヘビが逃げ出したペットショップは、青森ねぶた祭のコースからほど近く、夜でも付近には多くの通行人がいます」
現場は、青森ねぶた祭の運行コースから約140m離れた場所で、周囲は一時騒然としました。
近くに住む人
「怖いですね。本当に。早く見つかれば飼い主も良いと思う」
店の利用客
Q.ここにはよく来る?
「ほとんど毎日来ています」
Q.管理はしっかりしている?
「結構しっかりしている。脱走はしないと思います。ちょっと心配」
鳴海秀都 記者
「ヘビが逃げ出したペットショップです。午前9時現在、ヘビの発見には至っていません。今日も休業となっていて、シャッターにはお詫びが書かれた、はり紙があります」
6日も店の人や警察などが捜索し、店の壁や床をはがすなどしていますが、今も行方は分かっていません。
「小どうぶつの森 ホーさんの家」店長
「地域の皆さまに、ご迷惑等をおかけしたことを誠に申し訳なく思っております。青森保健所から室内にいる可能性が高いのではないかと。構造上、外に出るのは、すごく低いと考えている」
警察や店によりますと、ヘビが飼育されていた水槽には、当時鍵がかかっていました。ただ、鍵と共にスライド式の扉が外れて、ヘビはそこから逃げたとみられています。
店の関係者や警察は明日7日も捜索を続けます。
警察はヘビを目撃しても決して近づかず、すぐに通報するよう呼びかけています。