北朝鮮による拉致被害者の早期救出を求める団体が6日、仙台七夕まつりの会場で署名活動を行いました。
仙台市青葉区一番町の商店街では6日、拉致被害者の家族や支援者らおよそ20人が「仙台七夕まつり」に訪れた人に署名を呼びかけました。

会場では、国会議員や地方議員、それに訪れた人たちが拉致問題の早期解決への思いを綴った短冊が付いた吹き流しも飾られています。

拉致被害者家族連絡会・増元照明さん:「仙台七夕まつりに全国から集まっている方に拉致事件を認識してもらいたい、忘れないでほしいという思いで毎年行っている。」

警察庁によりますと北朝鮮に拉致された疑いのある人は全国で871人。また、県によりますと拉致の可能性を排除できない行方不明者は県内に4人います。

署名活動を主催した「救う会宮城」は集めた署名を国に提出することにしています。