寒河江市美術館で今、日本を代表する芸術家・岡本太郎の「生誕」展が開かれています。

なぜ寒河江市で「生誕」なのか?その理由は市役所にありました。

天才建築家といわれた、黒川紀章さんが手掛け1967年に竣工した寒河江市役所庁舎。

そのロビーには、大阪万博・太陽の塔などで知られる芸術家、岡本太郎さんがデザインした照明が設置されています。

作品名はその名も、「生誕」。縦横無尽に角がのびた様なユニークな形は、当時の役所のイメージを打ち破る斬新なものでした。

大阪・関西万博の開催を機に、寒河江市にもゆかりのある岡本太郎さんのアートを身近に感じてもらおうと、この生誕展が寒河江市美術館で始まったものです。

会場では、岡本太郎さんの絵画作品のパネルなどが展示されています。