関東地方では5日夜遅くにかけてと、6日昼前から夜のはじめ頃にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みです。暖かく湿った空気や日中の気温上昇の影響により、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨、ひょうに警戒が必要です。

大気不安定で激しい現象に注意

関東地方では、5日夜遅くにかけてと、6日昼前から夜のはじめ頃にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

これは暖かく湿った空気の流入と日中の気温上昇が原因となっています。気象庁では、この期間中に落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨、ひょうの降る可能性があるとして注意を呼びかけています。

衛星画像 5日午後2時半 気象庁

特に発達した積乱雲が近づくと、短時間で天候が急変する恐れがあります。空が急に暗くなる、雷鳴が聞こえる、冷たい風が吹き始めるなどの兆候がある場合は、速やかに建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

農作物への影響に警戒を

気象庁によると、この不安定な大気の状況では降ひょうの恐れもあるとのことです。農作物や農業施設への被害が懸念されるため、管理者の方々は事前の対策を講じることが重要です。特に露地栽培の作物や、ビニールハウスなどの施設については、可能な限りの防護措置を検討してください。

ひょうは局地的に発生し、短時間で甚大な被害をもたらすことがあります。天候の変化に注意を払い、急な天候悪化の際には速やかに対応できるよう準備しておくことをお勧めします。