8月9日の満月の前後は大潮の時期にあたり、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなります。
気象庁は、北陸地方、西日本の沿岸の一部では、海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがあるとして注意を呼びかけています。

夏から秋にかけては海水温が高い等の影響で、平常時の潮位が年間でも高い時期となります。さらに、8月9日の満月の前後は大潮の時期にあたるため、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなります。

また、2024年1月の能登半島地震の影響で、石川県の沿岸の一部では、浸水や冠水が起きやすくなっている所があります。

気象庁は、北陸地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州北部地方(山口県を含む)の沿岸の一部では、8月5日から8月15日にかけて、満潮の時間帯を中心に海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがあるとして、注意を呼びかけています。

この期間中に台風や低気圧の通過等があった場合や、短時間に海面が昇降を繰り返す副振動が発生した場合は、さらに潮位が上昇する可能性があります。

今後発表される高潮警報・注意報や潮位情報に十分留意してください。