北部九州4県の防衛や警備にあたる陸上自衛隊第4師団の新しい師団長が着任し、激甚化する自然災害について「これまで以上に地域との連携を強化する」と決意を語りました。

4日午前、春日市の陸上自衛隊福岡駐屯地で開かれた着任式には、約180人の隊員が参加しました。
8月1日付で着任した第4師団の前島政樹師団長は、激甚化する北部九州の自然災害に触れ、「これまで以上に地域との連携を強化していく」と決意を語りました。

陸上自衛隊第4師団 前島政樹 師団長
「関係自治体とか地域の皆さんといかに連携して即時救援活動、その後の生活支援活動、そういうところが非常に重要だという風に考えております」
前島師団長は、静岡県出身の54歳。
防衛大学校を卒業後、大分県玖珠駐屯地の第4戦車大隊長や、群馬県相馬原駐屯地の第12旅団長などを歴任しています。