津波でカキの養殖いかだが流される被害が出た三重県鳥羽市で、いかだの復旧作業が始まりました。
先月30日、ロシアのカムチャツカ半島で起きた地震により、鳥羽市には40センチの津波が押し寄せ、カキの養殖いかだが流されるなどの被害が出ました。
きょうの復旧作業では地元の漁師らが船を出し、いかだに絡まったロープをほどくなどしました。
(浦村シーファーム 浅尾大輔さん)
「ここはわりと軽傷の所なので、これから湾の奥の被害がひどい所をやることを考えると、ぞっとする」
「浦村かき組合」によりますと復旧作業は1か月ほどを予定していますが、厳しい暑さの影響で遅れる可能性もあるということです。
