日本列島は、きょうも各地で最高気温が40℃に迫る危険な暑さとなりました。あすも東北から九州にかけて35℃以上の猛暑日となる見込みで、熱中症に警戒が必要です。

暖かく湿った空気と強い日差しの影響で、きょうも朝から気温が上昇し、徳島県の美馬市穴吹町で最高気温が39.3℃、岐阜県の揖斐川町などで39.2℃を観測。40℃に迫る危険な暑さとなりました。

「あまり(外に)いたくないです。早く涼しいところに行きたい。この先どうなっちゃうのかなと心配です」
「アスファルトの照り返しとか本当に暑い。焼け付くような暑さ」

このほか、名古屋市や京都市などの都市部でも38℃を超える危険な暑さとなり、全国42の都府県で35℃以上の猛暑日を記録しました。

あすも東北から九州にかけて強い日差しが照りつけ、危険な暑さが続く見込みで、最高気温は兵庫県の豊岡市と鳥取市で39℃、関東でも前橋市や埼玉県の熊谷市などで38℃が予想されています。

環境省と気象庁は、あすも32の都府県の33地域に「熱中症警戒アラート」を発表し、熱中症への警戒を呼びかけています。