「SBCこども未来プロジェクト」、今回はビーチバレーで日本一を目指す高校生です。

灼熱の砂のコートに立つ、松商学園高校(長野県松本市)3年の伊藤沙帆(いとう・さほ)さんと務台真己(むたい・まき)さん。

2人は高校のバレー部に所属しながら、今の季節はビーチバレーに打ち込んでいます。

■伊藤沙帆さん:
「2人しかいない分、全部できなければいけない」
■務台真己さん:
「自分たちで考えて試合を組み立てなくてはいけないが、そういうところが楽しい」

2人は7月に行われた北信越大会で優勝し、9月に開催される国民スポーツ大会に2年連続で出場します。

2年生だった去年は全国5位。

入賞は県勢として初の快挙でしたが、2人は満足していません。

■伊藤さん:
「去年は自分のプレーに精いっぱいで、相手のすきを見てとか冷静なプレーができなかった」
■務台さん:
「本当に沙帆(伊藤さん)に全部やってもらってて、声も出してもらったし、プレーも全部引っ張ってもらっていた」

今月(8月)は高校選手権、それに一般女子も参加する全日本選手権に出場予定。

全国大会での実践を積みながら、9月の国スポを最大の目標にします。

■伊藤さん:
「たくさん会話して、もっともっといいペアになっていきたいと思います」
■務台さん:
「日本一を目指しているので、これから大会がいくつかあるんですけど、国スポで日本一をとるために、そこにつながるような大会にしたいです」