7月の1か月、まとまった雨が降りませんでした。
天を仰いだコメ農家、水田がカラカラに乾いています。

諸遊農場 諸遊壌司 取締役会長
「10分の1かな、あともって1週間10日、このままだったらね。天気予報が6日か7日に雨が降る。それを待ってるところ。雨ごいをしたいくらいですわ」

鳥取県大山町の35ヘクタールの水田でコメを育てる諸遊さん。

コメ農家で使うこちらのため池は梅雨明け以降まとまった雨が降らない影響で通常の10分の1程度に水量が減ってしまっていると言います。

今は、最も水が必要になる出穂期。
諸遊さんの田んぼにもため池の水不足の影響が直撃しています。

記者 小村ののか
「こちらの田んぼでは土壌が干上がってひびが入ってしまっています。また穂先も変色してしまっています」

田んぼには水がなく、完全に干上がっていて、土が白くかたまっています。

諸遊農場 諸遊壌司 取締役会長
「収量が減って、モノが悪くなって等級も悪くなって。今年は日本全部が水不足でしょ、そうすると輸入が増えるへん?そうすると米価も上がるつもりが輸入されてそんなに上がらんということもありますしね、難しいところですね」