1日も長野県内は猛暑日となりましたが、動物たちにも厳しい夏になっています。
豊丘村でブタを飼っている農家で取材しました。

クリーンポーク豊丘 松下翔太郎社長:「まさに出荷直前段階、100キロぐらいの体重になると暑さがつらくなる」
横たわって息が荒いのは体温を下げるためです。ブタは汗をかかないため、呼吸で体温を下げています。暑いとエサも食べなくなります。

クリーンポーク豊丘 松下翔太郎社長:「半年経つのにこのぐらいのサイズだと(エサを)食べてないんだなと。このブタもちょっと小さい。ロットの回転で次の子ブタが来るのでいつまでも飼っていられない」
農林水産省は、ブタの飼育に適した温度を10度から25度としていますが、豚舎は金網で外とつながっているので、外気温と同じ暑さ。

少しでも温度を下げようと大型のファンを回しながら定期的にミストを噴射させています。
