記録的な猛暑が続き、雨も降りません。水不足で、ついに神頼みです。
農作物への影響が懸念されることからJA鳥取中央は雨乞いの神事を行いました。果たして雨は降るのでしょうか。

雨乞いの神事は31日、鳥取県倉吉市にあるJA鳥取中央の敷地内にある同栄神社で、JAの関係者などが参加して行われました。

倉吉では、平年の7月の降水量が191.5ミリのところ、今年は30日まででわずか22ミリと平年の1割ほどしかなく、8月に出荷を予定している二十世紀梨やコメ、野菜などへの影響が懸念されています。

そこでJA鳥取中央は、初めての雨乞い神事を行うことにしました。

雨乞いの中では、北条砂丘太鼓の演奏が行われました。
北条砂丘太鼓は、その昔、「北条砂丘の嫁殺し」とまで言われた水汲み労働にあえぐ農民が、雨乞いを祈願して打ち鳴らしたとの言い伝えがあるということです。

果たして雨は降るのでしょうか。関係者の切なる祈りが続きます。