まだまだ厳しい暑さが続いていますが、夏に入るとモバイルバッテリーの事故が増加する傾向にあります。まさに7月に入ってから全国でモバイルバッテリーの事故が相次ぎました。



20日、東京のJR新大久保駅と新宿駅の間を走っていた山手線の車両から煙が上がり、緊急停車しました。出火したのは、充電中のモバイルバッテリーでした

また、10日には、名古屋市の地下鉄のホームで大学生のリュックから煙が上がりました。これもモバイルバッテリーが原因と見られています。

NITE=製品評価技術基盤機構によりますと、モバイルバッテリーなどリチウムイオン電池を使う製品の事故は去年までの5年間で1860件発生していて月別に見ると8月をピークに気温が上昇する夏場に多発しています。

そのためNITEではリチウムイオン電池を使う製品を高温のなかで放置するなどして熱を与えないよう注意を呼びかけています。まさに番組で紹介した後に、山手線でモバイルバッテリーの火事があったので、改めて注意しないといけないと思いましたね。

そして、モバイルバッテリーと合わせてもう一つ注意を呼びかけたいものがあります。最近街中でよく見かける「携帯用扇風機」です。

歩きながらでも使えるので何かと便利な携帯用扇風機。しかし地面に落下させるなど強い衝撃が加わってしまうと…突然爆発することも。