全国学力テストの結果が31日公表され、大分県は小学生が全教科で全国平均を上回ったものの、中学生は下回りました。
全国学力・学習状況調査には、県内公立学校の小学6年生と中学3年生あわせて1万7000人あまりが参加しました。

その結果、全国平均正答率を小学6年生は国語と算数で2ポイント、理科では3ポイント上回りました。一方、中学3年生は国語で1ポイント、数学で3ポイント下回っています。
調査方式が異なる理科は全国平均スコアを下回りましたが、県教委は全国並みと捉えています。また小学5年生と中学2年生を対象にした県独自の学力調査の結果も公表され、中学2年生の英語の活用を除いて全教科で偏差値50を上回りました。
(県教委義務教育課・小野勇一課長)「どこにウィークポイントがあるのか、どうすれば改善されるのかを学校で協議して、2学期以降の授業に少しずついかしてほしい」
全国学力テストについて、県教委は秋ごろに市町村別の結果や好成績の学校を公表する予定です。