15年ぶりに開花を確認したといいます。数十年に一度しか咲かないといわれる「リュウゼツラン」が岡山市北区の半田山植物園で花を咲かせています。

(岡田美奈子アナウンサー)
「黄色い花を咲かせている『リュウゼツラン』、高さが6.5メートルもあるんです。少し距離のある位置から見ているんですが、かなり大きいですね」

メキシコやアメリカ南部を原産地とする「リュウゼツラン」です。半田山植物園に20年以上前に植えれられた1株が、今月(7月)23日の朝に花を咲かせているのを確認したといいます。園では、15年ぶりの開花です。
「リュウゼツラン」は一生に一度しか花を咲かせず、そのあとは枯れてしまうため、開花した姿を見られるのは貴重な機会だといいます。
(岡山市半田山植物園 柴田映昭統括園長)
「やった、花だ!と思いましたね。やはり一生に一度しか咲かない花ですから、ロマンチックに見ていただくといいますか、楽しんでいただけたらありがたいなと思います」

半田山植物園によりますと、リュウゼツランの花は、来月(8月)中旬まで楽しめるのではないかということです。