制服からまわし姿に 土俵を整えて「始めます」

授業を終えると、制服からまわし姿に。稽古の前にまずは神聖な土俵を整えます。

「始めます」

号令とともに表情は引き締まり稽古場に緊張感が漂いました。

恐怖心を克服したい 団体戦に挑む3年生

3年の福田優聖選手。

インターハイの予選を兼ねた県大会の個人戦ではチームメイトに敗れてしまい今は団体戦に向けて練習に励んでいます。

希望が丘高校 相撲部3年 福田優聖 選手
「練習で後輩に負けることも多くあるし。インターハイでどのように勝つか、自分の悪いところを直していかないといけない」

今年に入って練習中に左ひざの半月板や靱帯を損傷する重傷を負った福田選手。

けががきっかけで芽生えた“恐怖心”を克服しようとしていました。

希望が丘高校 相撲部3年 福田優聖 選手
「痛かったです、足が変な方向に曲がるので。相撲を取るときも足が前に出るかなと、緊張もあるし、試合でも足が出たとしてもまたけがをするんじゃないかというトラウマがあります」