台風9号が小笠原諸島に接近し、31日にかけてほとんど停滞する見込みです。これにより小笠原諸島では長時間にわたり台風の影響を受け、高波や強風に警戒が必要です。また、台風8号も東シナ海を北西進しており、南西諸島に影響を及ぼしています。

台風9号 小笠原諸島では31日まで警戒必要

気象庁によりますと、台風9号は29日に小笠原諸島に最も接近し、その後も31日にかけてほとんど停滞する見込みです。小笠原諸島では台風の影響が長く続き、非常に強い風が吹き、うねりを伴う大しけとなる所があります。

また、台風に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定となり、雷を伴う激しい雨が降って大雨となる地域があります。

小笠原諸島では31日にかけて高波に警戒し、強風や土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。さらに落雷や突風にも注意が必要です。