大手ラーメンチェーンの「幸楽苑」が、7年ぶりの新規出店です。幸楽苑が、30日に福島県国見町にオープンするのは。郊外店としては異例の「朝ラー」もできる店です。

幸楽苑・芳賀正彦専務取締役営業本部長「マーケットの拡大ができると考えて出店を決意しました」

国見町の「道の駅 国見 あつかしの郷」に、30日にオープンする幸楽苑。新たに店を出すのは7年ぶり、道の駅への出店は初めてです。

幸楽苑・鹿野昌彦取締役営業副本部長「幸楽苑が業績回復して、今年度は再成長元年ということで位置づけていこうと(考えている)」

幸楽苑は、新型コロナの影響などで一時は業績不振が続いていましたが、採算の取れない店舗の閉店やメニューの見直しなどを図り、今年3月期には純利益が8億円に迫るなど業績はV字回復しました。今後は店舗のリニューアルや20を超える新規出店で、さらなる経営成長を図る方針です。

7年ぶりの新規出店で目指すのは「観光客にも日常生活でも愛される」店。地域住民に加え、道の駅の宿泊者やドライバーといった幅広いニーズに応えるため、郊外店としては異例の午前7時から営業を行います。

朝食のメニュー、「朝ラー」と一緒に味わえる店舗限定のどんぶりは、鶏そぼろやキムチが食欲をそそる一杯です。

幸楽苑・鹿野昌彦取締役営業副本部長「さらに再成長できることと地域のみなさんにも貢献しながら幸楽苑の価値を一緒に高めていけたらと思う」

この店舗は午前7時から午後9時まで、年中無休で営業するということです。