台風9号 予報円の中心線 大きく変わる
台風9号は小笠原諸島で停滞気味となっています。 その先の予報円は、まだ大きく進路は定まっていません。しかし予報円の中心線を見ると、きのう発表の予報円では比較的まっすぐ北上する傾向でしたが、きょうになって、西へ東へと『く』の字になっています、なぜでしょうか?
30日(水)~8月3日(日)の《雨と風のシミュレーション》、《太平洋高気圧+雨と風シミュレーション》を画像で掲載しています。


台風9号の予報円の中心線が、西へ東へと『く』の字になった理由は、太平洋高気圧の強弱によるもので、気象庁の見解では「太平洋高気圧が日本の南から本州付近へ張り出す傾向が強まった」としています。台風の進路を左右する太平洋高気圧の勢力と台風の関係は、《太平洋高気圧+雨と風シミュレーション》でご覧ください。