エサ代は5年で2倍ほどに…

連日の猛暑で、エサを食べる量が減り、出荷基準の体重120キロほどに成長するのに通常より時間がかかる豚もいるようで…

(前田社長)
「(豚の状態が)小さくても悪くても、出荷しなければいけない事態にもなって。ブランドを維持するのがとても難しくなっている」

Q.肥えていない細い豚は味も変わってくる?
「味も落ちていると思う」

豚肉の価格を押し上げているのはこれまでの猛暑に加え、エサ代の高騰もあります。この養豚場では外国産のトウモロコシを与えていますが、1キロあたりのエサ代は円安の影響などで、ここ5年で倍ほどになったということです。

(前田社長)
「エサ代がコストの大部分を占めているので大変」

農林水産省は「現在の卸売価格がすぐに小売価格に反映されるわけではない」としていますが、記録的な暑さが続く中、今後の「豚肉」価格の動向が注目されます。