隠岐諸島の知夫里島で、28日から漁に出て行方不明となっていた男性が、29日に発見されましたが、死亡が確認されました。
隠岐海上保安署によりますと、死亡したのは知夫村の漁師の男性(84)です。
男性は28日午前5時、知夫里島の仁夫港を一本釣り漁の漁船で出港しましたが、地元の漁師から「漁に行ったきり帰ってこない。転覆した船を発見したが、行方不明者は見つかっていない」といった通報があり、行方が分からなくなっていました。
海上保安署などが捜索を続け、29日午前8時50分頃、知夫里島の南にある浅島の西側の岩場で男性を発見しましたが、死亡が確認されました。
隠岐海上保安署は、男性が海に転落したものとみて、詳しい事故の原因を調べています。