28日、鳥取県では熱中症の疑いによる救急搬送が相次ぎました。

湯梨浜町では77歳の男性が果樹園での草刈りを終え、帰宅後体調不良を訴え中等症、また75歳の男性が選果場での作業を終え帰宅後、嘔吐とめまいを発症したもので軽症となっています。

また米子市でも88歳の男性が2、3日前から倦怠感を訴えていたもので中等症、59歳の男性はうつぶせで倒れているところを同僚に発見されたもので、意識不明の重症です。

さらに、鳥取市では70代の男性が職場の休憩室で倒れているところを家族に発見されました。意識はあり、軽症だということです。

28日も、鳥取県では各地で猛暑日となりました。米子では35.2度、鳥取では36.8度、また智頭町でも今年最高となる36.8度を記録。

29日以降も暑くなることが予想されるため、室内でも涼しくし、こまめに水分補給をするなど、入念な熱中症対策が必要です。