鹿児島県内の小学生ナンバーワンスイマーを決める大会が27日、鹿児島市で開かれ、6個の大会新記録が飛び出すなど会場が沸きました。

27日に行われた大会には、県内各地からおよそ350人の小学生スイマーが出場しました。来月、愛知や東京で開かれる全国大会に出場する選手たちが開場を沸かせます。

男子100メートル自由型決勝で驚異の泳ぎを見せたのは、原良小学校6年の三角奏斗選手。自己ベストを更新する59秒65でゴール。1分を切る泳ぎは全国ランキング6位に相当し、大会記録を更新して優勝しました。

(原良小学校6年・三角奏斗選手)「(全国大会では)もっといいタイムを出して上位に残りたい。決勝に残れたら」

50メートル自由形決勝には、100メートルと200メートルで大会新記録を出し、個人3冠を目指す谷山小学校6年の薗畠実優選手が出場します。前半から飛ばし、後半まで押し切ると、28秒62をマークして優勝。10年ぶりに県学童記録を塗り替え、MVP・最優秀選手に輝きました。

(谷山小6年・薗畠実優選手)「これからも頑張って、最優秀選手にもう一回なりたい。全国大会で3位以内に入りたい」

大会では6個の大会新記録が飛び出し、小学生スイマー達は日ごろの練習の成果を発揮していました。