石破総理の進退をめぐっては、党内から「続投」と「退陣」を求めるそれぞれの声が上がっています。会議に向かう議員を取材しました。

午後2時過ぎ、JNNの取材に応じたのは、自民党の佐藤正久参院議員です。参院選で落選し、きょうが議員として最後の日となりますが、両院議員懇談会では、現場の思いを伝えたいと話します。

自民党 佐藤正久 参院議員
「これからの改革に向けては、執行部を刷新しなければ改革は無理。議員との信頼関係がない中での改革は進みませんから、ここは組織の健全性を担保する上でも、いったん身をひいて(改革を)やるべきだと思います」

一方、佐藤氏と比例代表で最後の1議席を争った鈴木宗男氏は、石破総理の退陣ではなく、裏金問題のけじめをつけることが必要との考えを示しました。

自民党 鈴木宗男 氏
「自民党の立て直し、再生には、裏金問題を引き起こした人たちの厳正な処分をやることが自民党立ち直りの第一歩だと主張します」

党内から「続投」と「退陣」を求める声が上がる中、石破政権は重要な局面を迎えています。