台風8号は奄美地方などを強風域に巻き込み南に進んでいて、警報級の大雨となるおそれがあります。

台風8号は熱帯低気圧に変わったのち再び発達して台風となり、沖縄付近にあって南に進んでいます。中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルです。現在、奄美地方などが強風域に入っています。

奄美地方ではあす29日未明にかけて激しい雨が降る見込みで、警報級の大雨となるおそれがあります。

奄美地方では29日昼過ぎにかけて最大瞬間風速30メートルの非常に強い風が予想されていて、海上ではうねりを伴った高波に警戒が必要です。

交通にも影響が出ています。
海の便では28日、種子島・屋久島航路の多くの便、奄美・沖縄航路の一部の便が欠航しています。

空の便も鹿児島空港発着の30便が欠航しています。

島外避難している十島村の住民の帰島が28日夜、予定されていましたが、29日に延期されました。