参議院選挙の結果を受け、参議院の野党7党の国対委員長が会談し、ガソリン税の暫定税率を廃止する法案について「来月の臨時国会で法案を提出したい」との認識で一致しました。

来月1日に召集が予定される臨時国会に向けて参議院では28日、立憲民主党や国民民主党などのほか、参院選で議席を増やして初参加となる参政党と日本保守党を加えた野党7党の国対委員長が、▼ガソリン税の暫定税率を廃止する法案や、▼日米が合意した関税交渉などについて意見を交わしました。

立憲民主党 斎藤嘉隆 参院国対委員長
「与党過半数割れという状況が参議院でも生まれた。このことによって参議院も大きく変わったんだというような姿を国民に見せていくことが野党として重要だろうと」

会談で野党側はいわゆる“ガソリン減税法案”について、「来月の臨時国会で法案を提出したい」との認識で一致しました。

会談後、立憲民主党の斎藤参院国対委員長は、この後、自民党が参院選の敗北を受けて行う両院議員懇談会について「他党のことをとやかく言うべきではない」としつつ、「裏金問題などの当事者が総理の責任を問う姿は違和感を感じるし、滑稽にも見える」などと疑問を呈しました。