コメの価格高騰や物価高の影響を受けている子育て世帯を支援しようという町独自の取り組みです。
宮城県涌谷町で、28日から高校生までの子どもがいる保護者を対象にコメの無償配布が始まりました。

「いっぱい食べてください!食べて大きくなって!」

宮城県涌谷町内にある営農センターには、午前9時から引換券を持った住民らが次々と訪れコメを受け取りました。

涌谷町が行う支援事業は、コメの価格高騰や物価高の影響を受けている子育て世代の家計を助けようと、0歳から高校生までの子どもを育てている保護者に子ども1人あたり、県内産のひとめぼれ7㎏を無償で配布するものです。

涌谷町内879世帯1513人が対象で、事業費の9割が国の交付金を活用しています。

住民:
「子どもたちが食べ盛りでコメ(価格)も高く上がっていてありがたく、嬉しい」「コメを買っているので子どもたちも沢山食べる盛りなのでありがたい」

涌谷町子育て支援課 佐藤明美課長:
「夏休みの子どもたちが家庭での食事の回数が増えると思うので、是非この時期にということで急いで準備した」

コメの無償配布は、JA新みやぎ涌谷営農センターで、8月1日まで受け付けています。