太平洋戦争終結のため、降伏文書に調印した大分県出身の外交官・重光葵の足跡をたどる企画展が県立先哲史料館で開催されています。
重光葵は旧制杵築中学から熊本五高、東大へと進み、外交官として国際交渉の場で活躍しました。その重光葵の業績や足跡をたどる企画展では近代史上、貴重な資料108点が紹介されています。

中には外務大臣として1945年9月、太平洋戦争の集結にあたり、アメリカの戦艦ミズーリ号で署名した降伏文書も展示されています。また、収監されていた巣鴨プリズンで書いた日記の実物も見ることができます。
終戦80年を記念した先哲・重光葵の企画展は、9月15日まで開催されています。