北方領土問題について理解を深めてもらおうと、宮崎県内でキャラバン隊による啓発活動が始まりました。

この活動は、8月の「北方領土返還運動全国強調月間」を前に行われたものです。

28日は県庁で出発式が行われ、北方領土返還要求県民会議の猪野滋会長が、「日本国民全体の問題だと捉え、返還に向けて機運を高めたい」とあいさつしました。

今年のキャラバン隊には、若い世代の関心を高めるため県内の高校生も参加しています。

(キャラバン隊・宮崎南高校1年 酒井晄太さん)
「これ(北方領土問題)は日本の問題であって、私たち日本人全員が関わっていかないといけない問題であるということを知ってほしい」

キャラバン隊は29日までに県内7市町を訪問する予定です。