26日午前、長崎県松浦市鷹島沖にある防波堤で釣りをしていた18歳の男性2人が、潮が満ちて孤立し、巡視艇に救助されました。2人にけがはないということです。

長崎県松浦市鷹島の床波漁港沖にある防波堤に孤立状態となったのは、佐賀市の会社員の男性(18)と、唐津市の男子高校生(18)です。

海上保安署によりますと、26日午前9時半前、会社員の男性(18)から、「友人と防波堤まで歩いて釣りに来たが、潮が満ちて帰れなくなった」と118番通報がありました。

防波堤は、干潮時には地続きとなり 歩いて渡れるということで、2人は 26日午前7時ごろから釣りをしていましたが、その後 潮が満ち 防波堤に孤立したということです。

通報を受け、佐賀県の伊万里海上保安署が 巡視艇ゆみかぜを出動し、約30分後、2人を救助しました。2人にけがはないということです。

2人は、現場の状況や潮の干満などを事前に把握しておらず、救命胴衣も着用していなかったということです。