北海道南部の江差町と上ノ国町では、住宅近くの畑の作物を狙ったクマの出没が相次いでいて、警察などが警戒を強めています。

25日午前5時半すぎ、江差町椴川町の住宅近くの畑で、畑の柵が倒され、スイカ30個が食い荒らされているのが見つかりました。警察はクマによる被害とみています。

 

 ・被害にあった町民
「去年もクマに入られているが、そのときは何個が残っていた感じだった。こういう状況は初めて」

 付近では、24日も、2か所の畑が荒らされていて、25日のクマと同じクマの仕業と見られています。

 また、隣の上ノ国町木ノ子の住宅近くの畑では、22日と23日、スイカが食い荒らされ、25日朝になって、スイカの食べ残しもなくなっていました。

 

 警察は、同じクマが何度も出没しスイカを食い荒らしているとみて、警戒を強めています。