JNN系列の琉球放送とTBSテレビが沖縄を舞台に共同制作した映画「太陽(ティダ)の運命」が金沢市内で公開されるのを前に、メガホンをとった佐古忠彦監督が見どころを語りました。

映画「太陽(ティダ)の運命」は、沖縄の平和を追い求めた2人の県知事の熱き闘いを記録したものです。

監督を務めたのは、TBSテレビ「報道特集」の制作に携わる佐古忠彦さんです。

監督・佐古忠彦さん「(ニュースキャスターだった)筑紫哲也さんがかつて言っていたのは「沖縄に行けば日本が見える、この国の矛盾がいっぱい詰まっている」と言っていた。民主主義の有り様、それをそのまま国の有り様を沖縄は問うていると思う。まさに筑紫さんの日本が見えるということに重なってくる。多数派がこれをどう見るのか。そんなことを沖縄県外の石川県も含めて、どんな風にこれを受け止めて、今後をどう考えるのか、そんな時間にしてもらえたらありがたい。」

戦後80年の節目に上映される映画「太陽(ティダ)の運命」は、26日から金沢市香林坊のシネモンドで公開され、27日は佐古監督の舞台挨拶も行われます。