退陣要求が日増しに強まっている石破総理。落選議員からも“けじめ”を求める声があがっています。

24日、議員会館の片付けをおこなっていたのは、自民党の佐藤正久参院議員。参院選で4度目の当選とはなりませんでした。

続投を明言している石破総理に佐藤氏は…

自民党 佐藤正久 参院議員
「組織のトップとしてのけじめ、これはつけないと、組織の健全性という観点からこれは私は駄目だと思います」

進退を最終決断するのは、参院選の敗北の検証が終わる8月下旬以降との見通しを総理の周辺は示していますが、党内からは「即刻、退陣すべき」との声があがっています。

来週月曜日におこなわれる両院議員懇談会は石破総理にとって一つのヤマ場になります。

党内では総理退陣の議事も決議できる「両院議員総会」の開催を求める声や、総裁選前倒しを求める署名活動も始まるなど、「石破おろし」の動きが加速しています。

24日夜、進退について聞かれた石破総理は…

「進退のところはいかがでしょうか?」

総理は無言で立ち去りました。