はじめに、奄美地方に接近している台風7号です。奄美地方を強風域に巻き込み、警報級の大雨となるおそれもあります。

台風7号は宮古島の東の海上にあって、北北西に進んでいます。中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルです。

現在、奄美地方の北部と南部、十島村の一部が強風域に入っています。奄美大島では雨・風が徐々に強まっています。

台風の進路によっては奄美地方では26日にかけて警報級の大雨となるおそれがあり、海上ではうねりを伴った高波に警戒が必要です。

台風の接近に伴い、県内の海の便に乱れが出ています。
24日の海の便は、奄美・沖縄航路を中心に欠航が相次ぎました。

25日は、
▼奄美・沖縄航路のクイーンコーラルプラスの上り便
▼種子屋久高速船の午前7時に屋久島を出発する便
▼フェリー屋久島2の全便
▼鹿児島と種子島を結ぶプリンセスわかさの全便の欠航が決まっています。

地震が相次いだ十島村では、島外避難している住民のうち悪石島の5人と小宝島の4人が、25日午後11時に鹿児島港から定期船で島に帰ります。村は25日午前9時半までに天候を見て最終判断することにしています。