「直射日光でバッテリーは劣化が進む」走行中の自転車が発火

山形キャスター:
さらに暑い時期、注意が必要ということです。リチウムイオン電池の使用は、「この時期は、炎天下での使用に要注意」ということです。
炎天下で使うものでは、電動アシスト自転車があります。NITEによると、モバイルバッテリーに次いで、2番目の事故件数ということです。

実際に事故の映像を見ると、電動自転車から突然煙が出ました。乗っていた女性が荷物を取り出そうと近づくと、バッテリー付近から発火。火はすぐに大きくなり、女性は避難する事態になりました。
防災スペシャリストの野村功次郎さんによりますと、「バッテリーに異常がある場合、走行中に発火し、事故になることも」という事で、十分注意が必要ということです。

どのくらい炎天下で熱くなるのか、検証したところ、約42度ぐらいでした。すごく熱くなっているわけではないですが、注意が必要だということです。
防災スペシャリストの野村さんによると、「直射日光でバッテリーは劣化が進んでしまう。日陰に置くなどの対策を」ということでした。
【バッテリーの劣化 どう確認?】
●説明書の交換時期などを確認
→メーカーのHP「3~4年が目安」
●自転車店でバッテリーの“健康診断”
他にも、“互換性”をうたう非純正のバッテリーがあります。安価で劣化しやすい商品もあるということですので、気をつけてください。