子供たちにとってはうれしい夏休みが始まりましたが、保護者にとっては負担が増えます。
児童クラブを利用している家庭も多いと思いますが、保護者の負担を軽減しようと児童クラブで昼食を提供する動きが広がっています。

宮崎市の大宮児童クラブ。現在、185人の児童が登録しています。
夏休み初日の23日、昼食の時間になると、子どもたちに児童クラブが用意した弁当が配られました。

こちらでは、共働き家庭の増加に伴い保護者からの需要が高まっていることから、希望者に昼食を提供しています。

弁当は1つ400円。保護者からも好評だということです。

(アンフィニ 甲斐さやかさん)
「夏休みは子どものお昼ご飯どうしようかというのが、一番、保護者の方が悩まれているところだと思うので、その点はお弁当をこちらの方で提供することですごく喜ばれています」

宮崎市によりますと、市内にある63ある児童クラブのうち、昼食を提供しているのは、現在、43か所。
昨年度は14か所でしたが、児童クラブの民間への委託が進んだことで広がりをみせているということです。

また、宮崎市は、今年度から夏休み限定で、空きがある児童クラブで校区外から利用者を受け入れていて、およそ90人の枠が埋まっています。

子供にとってはうれしい一方で、保護者にとっては負担が増す長期休暇。
その負担を減らそうと取り組みが広がっています。